96時間レクイエムの感想「サムはどうなったの?」

酷評されている人気シリーズの三作目です。とりあえず観終わったあとの気持ちは、「サムはどうなったの?」、ただこれだけが頭を巡っています。ちなみにこの記事は2015年のブログに書いてたもの。その後、多分一回ぐらい観たかな。「96時間」シリーズもリーアム・ニーソンも大好きなのですが、さすがに三作目はどうかしたのかよという想いが何年経っても心に残っております。この記事見てたら一作目の最高さが思い出されてまた観たくなってきました。二作目も大好きなんですよね。それが三作目どうしたんだよ、かなしいよ。

内容は、アクションが雑とか編集が乱暴とか脚本がクソだとかいろいろいわれてますが、私としてはただただサムの生存が気になります。ラストはブライアンと愛娘キム、そしてキムの彼氏の三人で前向きな雰囲気を醸し出して終わりますが、あなたたちの為に命がけで助けてくれたサムのことを思い出してあげてください!

もはや「96時間」というタイトルにはなんの意味もありませんが、今回は逃亡者風に仕上がっています。元妻レノーア殺害容疑をかけられたブライアンは警察から逃げながらレノーアを殺した犯人を捜します。ブライアン無双は素敵だし、またそれがこの「96時間」という映画の魅力でもあるのですが、今回はその無双がかなり超常現象の域に達していました。

まず、パトカーを奪って逃げるシーンで、エレベーターに突っ込んで下へ落ちていき爆発、炎上するシーンがあります。炎上したすぐあとでフォレスト・ウィテカー演じるドッツラー警部に電話して、「俺なんでもできるぜ」みたいなセリフをいうのですが、このシーン、どうやって脱出したのかネタばらしが最後までありません。さすがに狭いエレベーターの幅に車で突っ込み落下、爆発炎上して無傷ってなんですか? 超能力ですか? 瞬間移動ですか? いつからエスパーものになったんですか? さすがのブライアン無双もここまでくればおかしいです。

でも、本作のブライアンは超かわいいです。レノーアと良い感じになってちゅーしちゃうブライアン、でもすぐに思い留まって「いけないよ、まずは君とスチュアートのことを片付けなきゃ」とかいいながらもちゃっかり合鍵渡すブライアン。かわいいよブライアン。ただ、今回の敵はスチュアートだったのですが、まずスチュアートって素人だよね? 素人に携帯を勝手にいじられて気付かないブライアン。ハメられてスチュアートにとって邪魔なマランコフを殺すように仕向けられちゃうブライアン、それに最後まで気付かないブライアン。ボケボケブライアンです。さらにパンダのばかデカイぬいぐるみをキムにプレゼントしようとして、キムの彼氏に「ぷっ、あれ何www」とか草生やされちゃうブライアン。寂しそうな表情と哀愁漂う背中は天下一品です。大好き。

そして、キムを救い出すため、今回は一作目でも二作目でも楽しそうに過ごしていた元同僚たちが狩り出されます。ここ素敵。元同僚で今も一緒に民間警備会社をやってる仲間たちとの連携プレーを観てるとテンション上がります。でもサムだって元CIAなのに、ド素人のスチュアートに拳銃を奪われて撃たれるしー。もう、なんだかなー。ただ警察が駆けつけたときにまだ息があるっていわれてたから助かったと思いたい。いや絶対に生きているのだ! ……と思う。

で、レノーアの現在の夫であるスチュアート、演じるのはダグレイ・スコット。どこかで見たことあると思ったら「ミッション:インポッシブル2」の敵の人だった。最初、「誰だこの人」と思ったんだけど、スチュアート役の人が代わったのね。一作目と二作目はもっとくたびれたおっさんだったし。

今回、親父の愛情を一心に受けて育ったキムはパパっ娘になっていました。しかしこんなにぶさいくだったかしら? 一作目から微妙だったけれど、今回さらにぶすになっていた気がします。金髪も似合わない。それから一作目ではブライアンを煙たがる憎たらしい元妻だったのに、二作目では関係改善されて良い印象になって今回でお亡くなりになってしまったレノーアさん、残念ね。

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※画像(youtubeより)

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