アベンジャーズ/エンドゲームの感想「トキメキと号泣と興奮と」

平成最後の日、4月30日に「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観てきました。あれほど映画館で緊張した経験は初めて。やっと観れるという感情と、もう終わりなんだという気持ちが入り混じってソワソワ感がハンパなかった。本当はあと何回か観てから感想を書こうと思ったんだけど、どうにも感情の落とし所が見つからないのでもう書いちゃう。どっかでエンドゲームへの気持ちを落ち着かせないと他の映画を観ようという感情が起こらないのよ。でもがっつりネタバレしてるから未見の人は絶対に読まないで! 私もネタバレ回避してから劇場に行ったし、絶対にネタバレ入れないで観たほうが面白いから!

まずあれよね、世界を救ったのはネズミよね。あのネズミがいなければアントマンは量子世界から戻ってこなかったし、塵になったみんなを救えなかったのよ! ネズミすげー!

それから日本人なら真田広之さんの活躍にどうしても期待しちゃうと思うけど、私あの場面、ジェレミさんの日本語に動揺して真田さんのセリフ聞き逃すという失態を犯してしまったわ! マジで何言ってたんだジェレミ! さっぱり聞き取れなかったぞ!

真田さんも「チョット何いってるかワカリマセン」とかいえなかったのかしらね。ってか、別に英語でもいいんじゃないの? 駄目なの? そもそも日本のヤクザが銃と日本刀で武装してる時点でファンタジーなんだから、別に日本を舞台にしてるからって無理やり日本語しゃべらなくてもよくってよ! だから英語で話しても普通にヤクザも英語で返事するよ! 多分そういう世界よ!

なんかね、ふと思ったけど、ハリウッドの日本ヤクザのイメージって、昔の香港映画のイメージじゃないの、あれ? それにしても真田さんはあっという間にやられてしまったわ。プレミアに出てたからおいしい役どころなのかと思えば、即退場です。真田さーん! ぜひぜひホークアイの単独ドラマで復活してくださーい。

単独ドラマと言えば、ロキだわ。一体どんなストーリーになるのかと思ってたけど、過去のロキがスペース・ストーン持って逃げちゃってそのままだったの。ここで新しい時間軸が出来たのよ。多分、ロキの物語はこの時間軸が描かれるんじゃないかなって思う。

そう、この映画の中盤はタイムトラベルがバンバン行われます。しかも今までのタイムトラベルの概念とは違うので、現在の自分が過去に行っても、現在の自分には影響しないということらしい。だからネビュラが2014年の自分を殺しても、現在のネビュラは何も変わらない。ただ2014年のネビュラが死んだだけ。「バックトゥザフューチャー」を観て育った世代としては、「そうなの! マジで!」と驚くばかり。そのあたりの詳しい事情についてはハルク先生が劇中で語っていました。

で、ハルクよ! 今回のバナーはずっとハルクです。デカイ図体してるのに頭脳はバナーなので、終始穏やかでコミカルなハルクが出ているのですよ。ハルクのシーンは和んだね。一番カワイイと思ったのは、ロケットとトラックの荷台に揺られてるシーン。あれめっちゃカワイイわ。その後に出てくるソーには度肝抜かれたけど!

だってソーってば引きこもりのデブニートになってるんだもん。というわけで、今回ソーのムキムキ筋肉は見れません、残念。どっかで覚醒してまたマッチョに戻るのかと思ったけど、ずっとデブだったね。この映画の筋肉要因はキャップだけですよ。

そのキャップはコスチュームのケツを指摘されて気にしてました。トニーになんかいわれてスコットがフォローしてたけど、あれね、けっこう気にしてる人多かったと思うよ。私も初めて観た時、「やたらケツが強調されてるな……」と感じたし。そんな風にコミカルな描写があるのが、中盤のタイムトラベルシーンです。劇中では「タイム泥棒」っていってた。アベンジャーズメンバーが過去に戻ってストーンを盗んでくるからね。

タイムトラベルはどこの考察サイトでも予想はされてたんだけど、ちょっと安直過ぎないかなって思ってたのよ。でも思いのほか楽しかったわ。とくにトニーとキャップね。トニーは過去のお父さんと会えて伝えたいことを伝えられたみたいだし、ハグも出来たし。ちなみにここでペギーのドラマに出てたジャービス登場! あのシーンは感動したわ。ドラマ版の登場人物で初めてじゃないかな、映画に出た人。

キャップは過去のペギーと遭遇してまた切ない表情になってたね。このシーンは泣いた。どうしてもキャップとペギーの関係性は悲しいよね。でも最終的にキャップは自分の時間を取り戻せたんだよ。ペギーとダンスも踊れたし。ただし! そうなると謎になってくるのが時間軸のこと。過去に何かしても「新しい時間軸が生まれるだけで現在には影響しない」ということはハルク先生がエンシェント・ワンにも説明してたけど、あ、 ティルダさま登場シーンはトキメキが止まりません!

そうなるとだ、盗んできたストーンを過去に戻すためキャップが再度過去に行ったんだけど、戻ってきたキャップはおじいちゃんだったのよ。というか、戻ってきたのではなく、その場にずっといたということなんだろうと思う。だとしたら、時間軸が同じになってるよね。つまり、キャップが70年ぶりに目覚めた世界にはすでにおじいちゃんスティーブがいたということ? このあたり考え過ぎると頭が混乱してくるのでほどほどにしとく。

だって、キャップが自分の失われた時間を取り戻せたんだもの。それだけでキャップファンとしては涙を流しながら「キャップ良かったね、うんうん」って感じよ。ペギーともやっとダンスを踊れたし、世代交代もきっちり出来たし、だからラストはあれで大満足!

細かい部分を言い出すと、ファルコン盾 貰っても血清打ってないでしょとか思うけど、そこらへんはバッキーから抽出したりしてどうにかするんじゃないかな、この2人もドラマあるし。おじいちゃんキャップ出てこないかな~。

一番犠牲者として有力候補だったキャップが満たされた人生を送れたのは嬉しかったけど、トニーは生き残ると思ったんだよね。スパイダーマンの相談役的なポジションでこれからもMCUに細々と関わっていきそう~とかのんきに構えてたら、最終的に自分を犠牲にしてお亡くなりになってしまうアイアンマン。

サノスとのバトルで「I am IRONMAN」をいうシーンは「アイアンマン1作目」を思い出して激しく興奮した。そしてラストはアイアンマンが作り出されたときの鉄を打つ音で終了。映画館では「なんだ、この音?」って思って分からなかったんだけど、帰ってきてネタバレサイト見てたら「アイアンマンで始まってアイアンマンで終わる」という意味があるんだって。だからトニーの最期はああだったんだろうね。

サノスからストーンを奪う前、ストレンジと目を合わせるシーンがあったけど、あれでもう覚悟してたということだよね。だからマーベル無双にはならなかったんだ。キャプテン・マーベル観てたらサノス瞬殺できるよねって思ったけど、それだと今まで活躍してたヒーローたちは花道飾れないからね。

マーベルといえば、単独映画の前に撮影されたからいまいちキャラが出来上がっていないのよ。ただローディだけに言葉をかけるシーンがあったのね。なんでローディだけ? って思ったら、この2人は原作で恋人同士なんだって。でも映画の2人は年齢が離れ過ぎてるからちょっと無理ありそう。マーベルの次回作でローディ出てくるのかな。

そのローディにアホ呼ばわりされるクイルは笑った。クイルがパワーストーンを手に入れる前にローディとネビュラがストーンを盗みに行くんだけど、あの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1作目」のオープニングシーンね。あれ音楽かかってるから楽しいけど、音楽ないとクイルただのアホね。ここで2014年のネビュラと現在のネビュラがリンクしてしまい、現在の地球にサノス軍がやってくるという展開に。ってか、ネビュラかなり重要ポジションになってるよね。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」では雑魚キャラだったのに、どんどん重要度が上がってきてきます。

今回はネビュラかわいかったな~。冒頭でトニーとゲームして遊ぶ姿とか、トニーを気遣うシーンとかあって。あぁ、ネビュラが人と触れ合うことでどんどん変わってるって思った。だから過去の自分をぶっ殺せるほどのメンタルになれたんだろうけど、あの展開けっこうエグいよね。それでだ、IWでソウルストーンを手に入れるためにガモーラ死んじゃったけど、どうやって復活するのかと思えば過去からやってきてたね。ラストでガーディアンズメンバーと一緒にはいなかったけど、ガーディアンズ3では過去のガモーラを無理やり現在に順応させるのかな。

で、過去のソウルストーンを入手するため、向かったのはナターシャとバートンなんだよね。この2人が行くシーンを観てたら、あぁこの2人ということは……って思うよね。実際に2人ともが「自分が犠牲になる!」って競争おっぱじめるし。

このシーンね、町山さんの映画ムダ話聞いてたら、「2人は愛し合ってるの? え、バートン奥さんいるじゃん!」とかっていってたんだけど、普通に家族愛でしょ。ソウルストーンは「愛する者を犠牲にして手に入れる」って条件があるんだけど、サノスだって娘として愛しているガモーラを犠牲にしてるし、バートンだって家族としてナターシャを愛してたんだよ。そもそもこの2人そんな色気のある雰囲気出してないし。

町山智浩の映画ムダ話124 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)。 シリーズ最終作! 観てると誰でも頭に浮かぶ、あんな疑問こんな疑問について考えます!
町山智浩の映画ムダ話124 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)。 シリーズ最終作! 観てると誰でも頭に浮かぶ、あんな疑問こんな疑問について考えます!

ほんとねぇ、ナターシャのシーンは泣いた。途中で「え、どっち? え?」って緊張してきたらナターシャなんだもん。泣いた。ナターシャそんなに世界を救いたかったのかよ。バートンはやさグレまくってたのにね。

ただね、そうなるとブラック・ウィドウの単独映画はどうなるんだって感じよ。多分、ナターシャの過去が描かれるんだろうけど。もう復活は難しいキャラの過去エピソードって、なんかツライ。またロキさまとは雰囲気も違うからね。だってロキさまは復活しても、「まぁロキだし~」っていうキャラだし。

でもねぇ、ラストで女性チームが勢ぞろいするシーンがあるんだけど、こういうとき、中心にいるはずのナターシャがいないことがまた悲しくて泣いた。そのシーンでね、ペッパーもいたんだよ。グウィネスさんがスーツ着た画像があったから、フェイクじゃなければ出てくるとは思ってたけど、なんか感動した。しかもスムーズに使いこなしてたから、隠れて練習してたのかな。

このラストシーンも凄くカッコよかったよ。2014年からやってきたサノス軍にボロボロにされて、それでも立ち向かっていくキャップ。そんなとき、サムから通信が! それを合図に塵になってたヒーローたち勢ぞろい! 胸熱! 興奮しまくり! そしてキャップの「アベンジャーズ! アッセンブル」のセリフね。あそこだけ何度も聞きたい。おかずにして食べたい。食べられないけど。

あそこ、誰が指揮して集めたんだろうね。ワカンダ勢は、まぁオコエ姐さんいるし前回のIWのままで復活してるから、なんとか事情は飲み込めると思う。アスガルドはヴァルキリーだよね。魔術師軍団はウォンでホープは自力かな? でもみんな耳に通信機器付けてたよね。あれ誰が配ったのかしら? という細かい部分が気になった。だってヴァルキリーやホープまで付けてたし。そのホープね、キャップからの命令に「わかったわキャップ」って返事しててスコットにチラっと見られてたよね。スコットが「キャップ」って言ってるのバカにした雰囲気だったのにね。実はスコットがシビル・ウォーに参戦したの羨ましかったのかもね。ふふふ。

でも一点だけの不満があるの。エムバクさんよ。ワカンダの3人(ブラックパンサー・オコエ・シュリ)が登場するシーンで、エムバクさんもいていいと思うのよ! ゴリラよ! なんでいないのよぉぉぉ! その後に続くワカンダ勢の中にいたと思うけど、なんで最初にいないのよぉぉぉ! そこだけ非常に不満です。

なんか感情のままに書きなぐってみました。とりあえずちょっとスッキリ。他にもアイアンマン3に出てた男の子とか、ソーのガーディアンズ入りとか気になることいっぱいあるけどね。今回は字幕版を観たからまた近いうちに吹き替えを観る予定。そうしたらまた感想書く。

※画像(youtubeより)

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