アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの感想「グルート最後の言葉」

キャラが勢ぞろいです。主役級の人たちがチラッとしか出ていなかったり、ほとんどセリフがなかったりしているのでギャラとかどうなっているんでしょうね。これは何度も映画館に行って演者さんのギャラの足しになるようにしなければ! という変な使命感に燃えるような気がしないでもないです。

もともとネタバレ見てしまっていたのでどうなるのかは分かっていましたが、本当に希望がどこにもありません。しかしキャラが多かった分、悲劇がいまいち重くなかったというか、どうせ後編でみんな復活するんでしょ? みたいな雰囲気は確実にあったと思います。ただね、この復活するキャラに関しては指パッチン組と、そうでない組だとどうなるのか? そこが気になるところ。

ストーリーはギュッと凝縮されてコンパクトにまとまっていましたね。物語は宇宙組と地球組に分かれて進みます。冒頭、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で、ソーたちアスガルド組は地球を目指していたけど、大きな戦艦が登場して終わってました。

「インフィニティ・ウォー」はこの直後から始まります。このシーンは予告編でも流れていた、ロキさまが四次元キューブを差し出す場面ね。ロキさまが四次元キューブをサノスに差し出したのはソーを助けるためなんだよね。あれだけソーを狙っていたロキさまですが、前回のバトルロイヤルで本当に改心したみたいです。

でもここでサノスにサクッとクビの骨をイカれてお亡くなりになります。映画始まってすぐのことです。バトルロイヤルがかなり愉快な内容だったので、そのギャップの反動という衝撃でショックが……。物語が始まってすぐ愛されキャラのロキさまを退場させるとか、この映画はマジですぜ。ちなみにヴァルキリーの存在は確認できませんでした。

それからクイルとお互いの気持ちを確かめ合ったガモーラね。彼女もサノスによって谷底へ落とされてお亡くなりになります。ここで「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」に出ていたレッドスカルが登場したんだけど、画面が暗くて最初誰だか分かりませんでした。

ただ、演じているのはヒューゴ兄さんではありません。今回レッドスカルになっていたのは、「ウォーキング・デッド」に出ているロス・マーカンドさん、モノマネが上手な俳優さんだとか。

レッドスカルが出てくるのはガモーラだけが知っている場所。ソウル・ストーンがあるヴォーミアという惑星。ガモーラはサノスにストーン探しを命じられていて、このヴォーミアの存在を知っていたのですが、ストーンをサノスに渡さないために黙っていたんです。

しかしネビュラを目の前で拷問されて、惑星の場所をサノスに伝えます。そしてサノスと共にヴォーミアへ向かい、ソウル・ストーンを手に入れるためには「愛する者を犠牲にしなければいけない」という入手方法によって、サノスに谷底へ落とされます。サノスはガモーラを愛してたんだね。しかし、愛情よりも世界の均衡を保つことを選んだサノス。

あ、ネビュラね。隙をついて逃げ出したんですが、すぐにガーディアンズのメンバーに連絡を取ります。ここでマンティスに呼びかけているのが不思議でした。時間軸的に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」からどれくらい経っているのか分かりませんが、少なくとも前作ではマンティスと交流があったようには見えなかったので、それ以降彼らと連絡を取り合っていたのだと思います。ネビュラとマンティスの会話が見てみたい。

そして地球組ね。ワンダがヴィジョンにどんな風に抱かれていたのかが凄く気になりますが、二人はキャップやサム、ナターシャと合流してワカンダへ向かいます。すでにバナーから地球の危機を知らされていたので対応策を考えるヒーローたち。ここでね、バナーと久しぶりの再会シーンがあったんですが、ちょっと微妙な空気が流れてたね。

バナーからしたら2年間ハルクだったからつい最近ナターシャと別れた感覚なんでしょうが、ナターシャからしたらもうとっくに過去のことなのかもしれません。このシーンでバナーはナターシャに気まずそうな態度だったんですが、彼女はあっさりしていたように見えました。女性のほうがとっとと忘れるのかもね。この後もバナーとナターシャが込み入った話をしている描写はなし。でも出演キャストが多いのでそれぞれのキャラクターのエピソードを掘り下げるのは難しいからしょうがないね。

まぁ、ワンダとヴィジョンにしても、原作でこの二人は子供まで作っているので、いつかこういう風になるんじゃないかなとは思っていましたが、いざニ人のしっぽりした雰囲気を見ると、やっぱりどういう風に睦み合っているのかは気になります。そんなワンダとヴィジョンですが、ワカンダでサノス軍と戦います。

なんとかヴィジョンの額にあるマインド・ストーンを破壊しようとして、ティ・チャラの妹シュリちゃんに解析してもらいますが、すでに5つのストーンを手に入れたサノスが地球にやってきてヒーローたちをボッコボコにしていきます。もう後がないと悟ったヴィジョンは、自分ごとストーンを破壊してほしいとワンダに頼みます。このシーンは泣いた。

クイルとガモーラのシーンもグッときたけれど、ワンダの悲壮感溢れる表情と、それでも愛する人の手に掛かれる安心感がヴィジョンから伝わってきて涙がちょちょ切れます。しかし二人の命を削るような決意をぶった切るように、破壊されたヴィジョンをサノスはタイム・ストーンで再生させて無理やり額のストーンを取り出します。そして指パッチンへと。

とりあえず指パッチン前に亡くなったのがロキさまとガモーラ、それからヴィジョンね。あ、アスガルドの人たちも。多分、後編で指パッチンで消えた人は蘇ると思うんだけど、そう考えると指パッチン前のこの人たちはどうなるんだろうと。

マイティ・ソーはすでに3部作になっているからロキさま復活は弱いかなと。しかしギャラクシーはまだ2作だから、3作目にガモーラがいないと締まらないと思うので復活するかなと。ヴィジョンに関しては、アベンジャーズは4作目で完結すると思うので復活しても微妙かな。で、指パッチンでサラサラしながら消えたキャラたちは以下の通り。

スティーヴン・ストレンジ(ドクター・ストレンジ):何万通りものサノスに勝てるパターンを分析した結果、この方法しかなかったんだという言葉をトニーに残してサラサラします。本作ではトニーとの傲慢対決がとても愉快でしたし、ヒーローたちのリーダー的なポジションになるのかもしれないという描写でした。ただタイムストーンを使っているシーンは笑えます。

ピーター・パーカー(スパイダーマン):最後はトニーに助けを求める言葉を残してサラサラ消えますので、またトニーの情緒が悪化しそうです。本作でもいつもの調子で「エイリアンっていう映画知ってる?」などといいながら傲慢なおっさんたちと愉快に絡み合ってました。

ティ・チャラ(ブラック・パンサー):「ワカンダ・フォーエバー」って叫びながら戦ってましたが、とくに目立った活躍もなくサラサラと。

バッキー・バーンズ(ホワイト・ウルフ):普通にワカンダの田舎で暮らしていましたが、決戦に備えて駆り出されます。が、とくに活躍もなくキャップの目の前でサラサラ。あ、でもロケットと共闘しているシーンがあったね。ロケットにヴィブラニウムの腕を狙われてたけど。ホワイトウルフの呼び名についてはとくに誰も触れていませんでした。

ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ):ヴィジョンを目の前でサノスに殺されたうえに、誰にも気づかれることなくサラサラ消えました。ナターシャとオコエとタッグを組んでサノス側の紅一点をぶっ倒すシーンは素敵でしたね。

サム・ウィルソン(ファルコン):ワカンダではローディと一緒になって空からの攻撃組になっていました。他の主要キャラが目立っていなかった分、けっこう頑張っていたのに消えちゃいます、むーん。

マリアとフューリー:この2人はエンディング後に出てきます。やっぱりサラサラ消えますが、フューリーは消える直前に誰かへ通信を送っている描写があり、その通信機器にはキャプテン・マーベルのマークが。ということで、多分マーベルさんがなんとかしてくれるはず。来年のアベンジャーズ4の前にキャプテン・マーベル単独の映画があるので、この辺でどうにかしてくれるのでしょう。

マンティス:今回けっこう頑張っていたのがガーディアンズチームです。しかもマンティスはサノスの動きを封じるという大役を務めていました。宇宙空間を漂っていたソーを目覚めさせたのも彼女です。でもサラサラしちゃう。

ドラックス:相変わらずブレない愉快なドラックスは、クイルとガモーラのキスシーンをお菓子バリバリ食べながら眺めるというお笑い要素たっぷりの大活躍でした。そしてやっと妻子の敵であるサノスと対峙しますが、サラサラ消えてしまいます。

ピーター・クイル(スター・ロード):ソーに対して、ガモーラが筋肉に惚れ惚れしている場面を見てやたら反抗心を震わせていました。ソーは全く相手にしていませんでしたが。そんなクイルはタイタンでトニーたちと共闘してサノスをぶっ倒そうとしますが、ガモーラの最期を知り、サノスに猛攻を仕掛けた結果、宇宙組の敗北の原因を作ります。そしてサラサラと。

本作においてガーディアンズメンバーは唯一のお笑い担当だったので、全編通して救いがないような雰囲気の中、観ている側に笑いを提供してくれていました。

グルート:リミックスのエンディング後に反抗期を迎えている描写がありましたが、本作でもゲーム以外には興味がないといった感じの思春期真っ只中。しかしソーの新しい武器作りに手を貸したり、ワカンダでも枝を伸ばして敵を攻撃して大活躍です。でも、「オレはグルート」とロケットに言葉を残してサラサラ。ちなみに最後の言葉の意味は「父さん」だそうです。このシーンに関しては、ジェームズ・ガン監督がtwitterで質問に答える形で発言しています。

そもそもグルートは1作目から出ていますが、1作目で枝を伸ばして仲間を守って命果てています。だから2作目から出ているのは初代グルートの子供とのこと。この件に関しても監督がそう答えているそうです。ガーディアンズのメンバーが親代わりになってベビーグルートを育てていたのでロケットを父親だと感じていたのね。もともとロケットはグルートと仲良しなので、その流れでベビーグルートに対する思い入れも他のメンバーより強かったと思います。だから最後にグルートはロケットを「父さん」と呼んだのでしょう。悲しいね。

それでは生き残り組をチェックしてみましょう。ちなみにアベンジャーズの初期メンバーは生き残っています。ガーディアンズチームはロケットのみという悲惨さ。ネビュラも残ってるけどね。いくらロケットでも一人になったら憎まれ口も出てこないよね。

トニー・スターク(アイアンマン):映画の冒頭でペッパーと結婚の話が出ていますが、途中でストレンジやスパイダーマンと宇宙へ向かい、そこでクイルたちと共闘してサノスに対峙します。しかしストレンジがトニーを救うためにサノスにタイム・ストーンを差し出したので、地球に向かったサノスに放置されて目の前でほとんとのメンバーを消されてしまいます。タイタンの惑星にネビュラと二人っきりです。

ソー:今回ソーは大活躍でした。ガーディアンズたちと合流した後はバトルロイヤルでヘラにぶっ壊されたハンマーの代わりになる武器を作りに惑星ニダベリアへ。しかもグルートの言葉が分かるんですよ。なんか必須科目だったっていってましたが。グルートの言葉が必須科目の勉強ってなんだろ。新しい武器を手に入れたソーはロケットとグルートを連れて地球へ向かいます。ここでも怒涛のごとく雷さまパワーでバッタバッタと敵を倒していきます。さらにヴィジョンのストーンを手に入れたサノスに新ハンマーを叩き込みますが、目の前で指パッチンをされてしまいます。

ブルース・バナー(ハルク):今回ハルクは出てないんですよ。冒頭でサノスにボッコボコにされてトラウマになってしまったみたいで、その後バナーが何度ハルクに呼びかけても「嫌だー!」といって出てきませんでした。そういうわけで、ワカンダではハルクバスターに乗って戦います。バナーがハルクバスターって、なんかシュールね。

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ):ヒゲもじゃになって登場します。でもあんまり活躍していません。ちなみにグルートに「オレはグルート」といわれて、「ボクはスティーブ・ロジャース」と丁寧に答えていました。キャップとの初対面でグルートはなんていっていたのでしょうね。普通に自己紹介だったのかな。

ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ):ワンダとオコエと共闘するシーン以外はとくに目立った活躍もなく生き残ります。スカヨハなのにね、とくに見所もなく終わるなんてね。

ジェームズ・ローズ(ウォーマシン):「シビル・ウォー」で大怪我していましたが、トニーの作ったテクノロジーで歩けるようになっていて、ワカンダでもウォーマシンを操りサムくんと大空で羽ばたいていました。

ネビュラ:サノスに分解という名の拷問を受けたあとはガーディアンズたちと合流して、タイタンでサノスに立ち向かいます。でもみんながサラサラ消えていく中、トニーとともに残されます。この2人まったく接点ないのに、ちょっと気まずいよね。どんな会話するんだろう。

ロケット:ガーディアンズチーム唯一の生き残りです。冒頭からソーと意気投合してグルートと共に3人で行動したり、ソーに義眼をあげたりしてましたね。目の前でグルートが消えてしまって、しょんぼりしているラストでした。

オコエ:ハルクバスターに乗ってはしゃいでいるバナーをごみクズのような目つきで見下ろしていました。そんなきびしーオコエ姐さんは、目の前で国王がサラサラしてパニックに。

エムバク:ゴリラ神を信仰するエムバクさんは、前作でも良いポジションでしたが、今回もウホウホ叫びながら国王の横にいましたよ。彼が消えるシーンはなかったので、多分生きているはず。

シュリ:シュリちゃんも今回はバナーと対等に知識で渡り合うという天才っぷりを披露。これはぜひトニーと会ってほしいです。彼女も消える描写はなかったので、生きているはず。※消えてた

感想終わり。でもまだ書き足りない。ちなみにスタン・リーはピーター・パーカーが乗ってたバスの運転手でした。相変わらず元気なおじいちゃんです。それからアントマンとホークアイは家族がいるからということで、司法取引を呑んで軟禁状態だとか。あとはもうマーベルさんの活躍に期待です。

※画像(youtubeより)

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