インターステラーの感想「せっかく作ったのに燃やされる畑」

ノーラン監督の最新作が公開されるということで、再上映まつりが行われています。インセプションは調べるとうちの県はMX4Dしか上映しておらず観たかったけど断念。あれ苦手なのよね、酔うし。なのでネトフリで観ました。インセプションは2回目の鑑賞だったけど、非常に面白かったです。ということで、映画垢のTLで度々話題になっているインターステラーを鑑賞という流れになったとさ。

なんでもノーラン監督はこの映画に出てくるとうもろこし畑を実際に作ったらしいというエピソードをTLで見て、あぁノーランという人は変態さんなんだね、とか思ってた(ノーラン監督はCG嫌いなんだって)。

そんな印象がありつつ、いまいち興味が湧かなくて観てなかったけど、いやぁ、すっごく面白かったです。最初なんて地味に癖のありそうな親父がシングルファーザーしてる様子だけなのに、なんだかそれだけで魅せるの。なんだろね、あの惹きつけてくる雰囲気。私、マシュー・マコノヒーさんを知らなかったけれど、非常に味のあるお方でしたわ。なんというか、一癖も二癖もありそうな感じ。そしてアン・ハサウェイさんよ。本作ではお色気は出さずに愛を語る博士さんよ。

物語は食糧難の地球から移住する星を探すってストーリーなんだけど、まぁ壮大すぎてずっと口あんぐりさせながら観てた。化学とか物理とか難しい設定がひとつも理解できなかったんだけど、妙に惹きつけられちゃう。あとでネタバレサイト読んでなんとなく設定はふわっとわかった、…気がする。

ちなみにノーラン監督が作ったとうもろこし畑はヤバそうな兄貴から妻子を救うために娘ちゃんであるジェシカ・チャステインが燃やしてた。普通に放火してた。兄貴もヤバいけど妹も相当ヤバい。ジェシカ・チャステインってけっこうくっきり美人さんなんだけど、そのくっきりが本作では抑え気味になってたね。あれメイクかな。ちょっと薄味になってたの、ジェシカさんなのに。

で、結局は愛なのよ、愛が人類を救うのよ。陳腐かもしれないけれど素敵なのよ。途中でアンさんの恋人かマット・デイモンの星かって二択で揉めるんだけど、結局マットの星からメッセージ来てたという理由で行ったらマットに抹殺されそうになってるの。このときにアンさんが愛による説得を試みるも、マシューさんに一蹴されちゃうの。

まぁ、マットは孤独にやられてしまったのね。よく考えれば地球から何万光年も離れてる星で一人きりって、正常な精神保てないと思う。今でさえコロナ禍の中、家にこもってメンタルきてる人いっぱいいるのに…。話し相手もいなくて物理的にも一人って、そりゃもう無理だよ。だからって自分を助けに来てくれた人を手にかけようとするその根性はいけません、えぇ、いけませんともぉぉぉ。マットのばかーーー。

あ、あとね、地球の1時間が7年に相当する星に行ったみんなをそのまま待ってた人。23年もよく待ってたよね。何食べてたんだろ? 休眠装置みたいなのあったのにね。

最終的にマットにうわくちゃにされて地球に帰れなくなったので、アンさんの恋人の星までのエネルギーをワームホールから引き出すため、マシューさんは犠牲になってしまうのです。と、思えば吸い込まれたワームホーム内部はなんと娘ちゃんのお部屋に通じていたという。もうここらへんになると意味がわからなすぎて感動する。遥か遠いところにやってきたのに、次元は違えど娘の部屋にたどり着きましたとかさ。

で、さらにわからないのがマシューさん救出されてるのよ。なんで? 土星の周辺彷徨ってたら重力の謎を解いた娘によって人類移住は成し遂げられてて、そこらへんにいた地球人に救出されたのよ。もう時間の感覚がよくわからない。ワームホール内でさらに数十年経過したってことなのかな?

とりあえずおばあちゃんになった娘とは再会できたけど、あんまり感動はなかったね。タイムトラベルの要素も交じってて、過去の娘にメッセージを送ることで人類が救われるということ。つまり、別次元の存在とかいなくて、未来の自分たちが人類を救っております。娘を想う親の愛が人類を救ったのよ。

そしてラストは一人で空気のある星にたどり着いたアンさんの元に向かうマシューさんの姿でおわり。アンさんの悲壮感あふれる表情に悶えそうになるけど、なんとかその後はマシューさんにたどり着いてほしいなって思いました。

※画像(youtubeより)

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