マイティ・ソーの感想「裏でコソコソするロキさま」

マイティ・ソーって2011年の作品なんだね。今観るとロキさま初々しい。しかもまだ小物臭してるし。初々しい小物のロキさまはあんまり観ていて楽しくなかったねー。やっぱり愚民どもを見下しながらニヤニヤしているロキさまが大好き。

で、ウォリアーズ・スリーね、せっかく三銃士的な素敵ネームがあるのにたいした活躍もありません。キャラも三者三様で、シールドの人に「ジャッキー・チェンとロビン・フッドとゼナ」とか言われてたぐらい、それぞれ印象も分かれていたのに地味だったね。ちなみにゼナって誰だろうと思って調べてみたら、古代ギリシャを舞台にした女戦士が主人公のテレビドラマ「ジーナ」のことらしい。なんでゼナなんだろね? ジーナって訳せばいいのにね。

つまり、レディ・シフを見て「ジーナ」だといってるのね。ちなみにジャッキー・チェンはホーガン(浅野忠信)のこと。西洋人は東洋人の男を見たらとりあえずジャッキーに見えるのでしょうか。同じ東洋人からしたらジャッキーと浅野さんはまったく別カテゴリの人だと思うのですが。とりあえずチャラと離婚したことがいまだにショックです。

こんな風に、アスガルド側にはあんまり活躍するキャラはいません。あ、でもヘイムダルは出演時間の割りにけっこう見せ場があったように感じました。

ロキがね、オーディンが眠ったたあと王座にふんぞり返っていたとき、ウォリアーズ・スリー呼びつけて「追放されたソーを迎えにいくって? なんてこったい! オイラにゃ何も出来ないぜ!」とかいいながらビフレスト開けてくれてたね。えらく芝居がかってました。

で、このときに地球にやってきて「ジャッキー・チェンとロビン・フッドとゼナ」ってシールドの人にいわれてたんだね。そしてロキが差し向けたデストロイヤーにあっけなく追い込まれていましたとさ。何しにきたのさ、この人たち。でもソーにロキの嘘を伝える役目があったから、あれはあれでいいのかもしれない。

ちなみにシフ姉さんはコールソンが活躍する「エージェント・オブ・シールド」に2話ほどゲスト出演しています。出てたのはシーズン1だったはず。

そうそう、本作ではコールソンとホークアイが出てるんだよ。でもホークアイの声優さんは宮迫さんではありませんでした。宮迫さんが声を当てるのは「アベンジャーズ」からだね。エンドロール後にはフューリーも出てたけど、こちらも声は竹中さんではありません。

ストーリーは、ソーが横暴過ぎてオーディンの怒りを買い、というかロキに唆されたというか、まぁ無茶やって神さまパワーを奪われて地球に追いやられます。その間にロキが暗躍して王座を狙いますが、ロキはロキで自分がオーディンの実子ではないことを知ります。

でも実子じゃないと知らないうちからヨトゥンヘイムの巨人たちを手引きしたり、影でウロウロしてましたね。影で動くのは得意なロキさまです。結局、兄ちゃんへの嫉妬とお父ちゃんへの愛情の狭間でひねくれてしまったのでしょう。愛して欲しかったのね。

ただ、ソーも父ちゃんも母ちゃんもきちんとロキのことを愛していたと思うよ。でもそれ以上にソーへの嫉妬が強かったのかな。最後、ビフレストの橋から落下しかけているとき、オーディンがソーの足を掴んで、ソーがロキの杖を掴んだ状態だったのよ。「私はみんなを助けようとしたのに!」と言い訳をしてましたが、オーディンからサクッと一蹴。とても絶望しているように見えました。

ここで完璧にひねくれてしまったロキさまは、「アベンジャーズ」でヴィランとして復活するのです! でもこの「マイティー・ソー」って、ヴィランとしてのポジションが中途半端のように思います。ヴィランがロキだとしても中途半端だし、ヨトゥンヘイムのラウフェイにいたっては、ロキに一杯食わされたただのマヌケだったし。じゃあデストロイヤーなのかといわれれば、ロキが操ってただけだからね。

やっぱり本作はロキさまがヴィランなんだろうけど、そう考えるとインパクト弱いよね。まぁ、アベンジャーズで大暴れするからいっか。

あとは脇に良い俳優さん揃えてますね。まずはアンソニー・ホプキンスにステラン・スカルスガルドでしょう。ホプキンスさんは私の中ではずっとレクター博士です。スカルスガルドさんはパイレーツのビル・ターナーね。ダーシーはいいキャラですわ。「ムニョムニョ」いってるダーシー可愛くて大好き。

ダーシー役のカット・デニングスはけっこうおっぱい大きいみたいですが、この映画のときは貧乳のナタリー・ポートマンと共演ね。あんたおっぱいデカイわねとか、イヤミいわれてたりしてたら面白いのになー。でも着込んでいる服装だったので、巨乳が分かりませんでした。

お母さんのレネ・ルッソは美人さんですね。レネさんもう60歳越えてるんだよ。この映画のときでも50代後半です。すごく色っぽい。ヘイムダルのイドリス・エルバも素敵でした。ソーのクリス・ヘムズワースはあんまり変わらないけど、ロキのトム・ヒドルストンは「マイティ・ソー」からずいぶんと変化してますね。

そういえば劇中でエリック・セルヴィグ博士が「知り合いのガンマ線の研究者」っていってましたが、この研究者ってバナー博士のことだよね。エンドロール後には橋から落下したロキさまがちゃっかりセルヴィグ博士を操って次回(アベンジャーズ)へと続くことを示唆して終わり。

ちなみにスタン・リーは、地球に落下したムジョルニアを街の男たちが引き上げようと頑張っていたところにいたおじいちゃんです。おじいちゃんは車に引っ掛けてムジョルニアを引っ張ろうとしていましたが、車の後部が吹っ飛んでいました。ちゃんちゃん。

※画像(youtubeより)

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