新少林寺/SHAOLINの感想「愛情と憎しみは紙一重ね」

アンディ・ラウとニコラス・ツェー、それにジャッキー・チェンの共演作品。アンディさんがいい感じにクズの偉い人で、面白いように地位から転がり落ちてすべてを失くすという。そしてニコチェにボコられる。でも悟っちゃったから静かにすべてを受け入れるアンディよ。この作品は連続で3回ぐらい観た気がする。それほど惹きつけられたし泣けた。

この映画は1982年に公開された「少林寺」の新しい解釈を描いた作品だそうです。少林寺はジェット・リー(当時はリー・リンチェイ)のデビュー作であり、本国だけでなく日本でも武術ブームを引き起こしましたね。この少林寺は子供の頃、何度かテレビで観た記憶があります。ま、内容はサッパリ覚えていませんが。

ストーリーは横暴な将軍・侯杰(こうけつ:アンディ・ラウ)が部下の裏切りに合い、すべてを失くして少林寺で悟りを開いていくという内容です。この侯杰と部下の曹蛮(そうばん:ニコラス・ツェー)の対決がこの映画の見所のひとつ。曹蛮はね、侯杰に愛情と憎しみを抱いていたんだね。自分を屈服させるほどの男が義理の兄の存在に恐れをなしたように見えたことから、失望して憎しみに変わったのかなと感じました。愛情と憎しみは紙一重ね。

この曹蛮の裏切りに合い、娘を失う侯杰。ちなみに娘役は日本人の女の子、嶋田瑠那ちゃん。日本人と中国人のハーフだそうです。この子の役名が「勝男」だったから、はて「カツオ」なのかしら? と少し不思議でしたが、読み方は「しょうだん」でした。中国は女の子の名前に「男」の字を当てることもあるのね。この勝男ちゃん良い演技しますわ。息絶えるシーンでは大人顔負けの迫真の演技で見事に涙を誘います。号泣ね。

脇を固める少林寺ビッグスリー(勝手に命名)も良い味出てましたわよ。浄能(じょうのう)役に渋いウー・ジン、カンフー好きの人の間では「SPL 狼よ静かに死ね」という映画でドニーさんとのバトルシーンが好評のようです。観てないから観たい! かわいらしくてひょうきんな浄海(じょうかい)役はユイ・シャオチュン、美しいお顔にうっとり。猪突猛進な浄空(じょうくう)役はシー・イェンレン、シン・ユーという名前で「カンフーハッスル」に出てましたね。あのムキムキの人足です。

※画像(youtubeより)

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