トリプルX:再起動の感想「着地シーンは必要だと思う」

「トリプルX」シリーズの3作目です。私は前作を全く知りませんが、とくに意味が分からないこともなく楽しめました。ストーリーはあってないようなものです。出演者もけっこう多かったですが、キャラが被ることもなく、それぞれの見せ場もしっかり描写されていたと感じました。ただし、ヴィン・ディーゼルは一度観るだけでお腹いっぱいになりますね。そのため、ドニーさんがもっと観たい私は、ドニーさん出演シーンだけを延々と何度も観ていました。

まず、冒頭のドニーさんが登場するシーンはビルの屋上で走っているところです。走っているドニーさんを見るだけで胸がときめき、息遣いが聞こえると昇天しそうになります。ビルからビルへと飛び移り、エライ人たちが集まっている会議にガラスを突き破って単身突入するドニーさん。この映画の鍵になっている「パンドラの箱(なんかすごい機械)」を奪ってニッコリフェイス、素敵。その場で銃を乱射しながらくるくるテーブルの上で回ってエライ人たちを始末していくドニーさん。冒頭からエンジン全開フルスロットルのドニーさんにメロメロです。銃の弾が切れたら、ジャケットを脱いで振り回しながら相手の攻撃を防ぐドニーさん。

xXx: Return of Xander Cage (2017) – Board Meeting Bloodbath Scene (2/10) | Movieclips

タンクトップに革のジャケットって、素肌に革が直接当たるからあんまり着心地良くなさそうとか思ってしまいますが、ドニーさんなので何がどうなっても「カッコイイ」の感想しか出てきません。武闘派のドニーさんですが、銃さばきも様になっていますので、とにかく素敵なのです。ときどき腕を前に出してキメポーズも忘れないドニーさん。ハリウッドでも「俺かっこいいスタイル」は健在です。片腕だけジャケットを羽織りながら、テーブルの上を滑ってバンバンとエライ人を倒していくドニーさんは、色気でも負けていません。この「片腕だけジャケットを羽織る」姿はどんな美人女優のお色気ポーズよりもセクシーだと感じましたねっ。

そしてビルから脱出したドニーさんは、遅れてやってきたトニー・ジャーを「遅い!」と怒ります。ちょっと愉快なキャラのトニー・ジャーは、なぜか単独で向かってくるバイクを正面から乗っ取りキメ顔。この単身バイクは何者だったのか分からないので、単純にトニー・ジャーの登場シーンを印象付けるための かませ犬なのかなと思います。トニー・ジャーの存在は知っていたのですが、彼の出演映画はあまり観たことなかったです。けれどこのシーンでトニー・ジャーにも惹きつけられてしまったのですよ。カワイイねー。

ストーリーは、NSAという政府のエライ人(サミュエル・L・ジャクソン)が、ネイマールをスパイに勧誘している最中に爆発で死んじゃったので、エージェントのトリプルXを復活させるところから始まります。冒頭でドニーさんが奪ったパンドラの箱は衛星を落とすことが出来るので、悪いやつの手に渡れば世界中で破壊活動が行われてしまいます。このパンドラの箱で悪いことしようとしているエライ人を探していたのが、ジャン(ドニー・イェン)率いるゴーストチーム。ゴーストに奪われたパンドラの箱を回収する目的で現場に復帰したのが、伝説のトリプルXザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)。ただし、ゴーストチームもトリプルXだったんですね。目的は違うけど。

このパンドラの箱を巡ってザンダーとジャンが追いかけっこしながらしょぼい敵にたどり着き、そこで箱を回収することに成功。しかし、今まで自分たちにエラそうに指示していたCIAのマルケというキツそうなお姉さんが、「もうあんたらイラネ」とトリプルXを処分しようとしてきます。最終バトルは飛行機の中でジャン&ザンダー、地上戦は2人以外のトリプルXと特殊部隊その他大勢。(飛行機の中でバトルしたら、絶対に誤射で操縦士死ぬよねー)ここでもドニーさんのキレッキレのアクションが拝めます。

ちなみにヴィン・ディーゼルが撃たれた時、「ザンダーァァァァ!」と何度も絶叫しているドニーさんにドッキュンなりました(ここだけ録音して何度も聞きたい)。バトルはしてたけど、途中から同じトリプルXということで仲間意識が芽生えてた2人の関係性がチラチラして胸が高鳴りますね。その前の、CIAのマルケに逮捕されたジャンを「解放しろ」というザンダーにも胸キュンです。今まで戦ってきた相手を気遣うシーンはテンションが上がりまくり。ドニーさんのことだけ書いていますが、他にも魅力的なキャラたちが登場します。

セレーナはゴーストチームですが、ジャンに不信感を持っていたので途中でザンダーの元へいきます。そしてラストでザンダーとぶっちゅー。演じているのはディーピカー・パードゥコーン、インドの女優さんです。タロンはゴーストチームのメンバーで、演じるのはトニー・ジャー。アクロバティックなバトルをしていましたが、ちょっと活躍の場が少なかったように感じます。もったいないね、せっかくのトニジャーなのにね。そのトニジャーとの共闘シーンがあったのが、同じゴーストのホーク。演じるマイケル・ビスピンは総合格闘家の方みたいです。格闘家とトニー・ジャー出すならもっと良いシチュエーションがあったのではないかしら。

対するザンダーチームのニックスは、盛り上げ役のDJ。演じるのは超イケメンのクリス・ウー。韓国のアイドルユニットEXOの元メンバーだそうです。そのニックが面倒を見ているのがスタントバカのテニソン。命がけのスタントをしてSNSに投稿するのが趣味。ニックに「もうやめて」といわれています。ルビー・ローズ演じるアデルは狙撃手。「バイオハザード:ザ・ファイナル」に出ていた人ですね。ちょっとスクリームのネーブ・キャンベルに似ています。ベッキー(ニーナ・ドブレフ)は武器スペシャリストです。戦闘員ではないので、ラストバトルでは扱い慣れていない銃を振り回しながら、それでも奇跡のショットで敵を倒します(銃を落としたら連射で敵だけ死んだとか)。そしてNSA工作員のギボンズにサミュエル・L・ジャクソン。ネイマール(ちなみに本人役)を勧誘したらアベンジャーズに誘われたと勘違いされたみたいです。ま、サミュエルだからしょうがない。

で、ラストバトル。地上のトリプルXチームに衛星を落とされそうになるのを阻止するため、ザンダーは自分が乗っている飛行機を衛星にぶつけて仲間を助けようとするんですね。このときに「カミカゼ」というセリフがありました(字幕の方)。カミカゼって、今でも世界で通用する言葉なんですね。感慨深いものがあります。

ザンダーが操縦席にたどり着いたとき、すでにジャンはパンドラの箱を持って脱出していたのですが、着地のシーンがないのですよ。これは不満ですわ。ゴタゴタしながらもCIAのマルケに撃たれたり、でもマルケを飛行機から落として決めセリフ吐いたり箱を回収したりしてたので、ジャンはジャンでハラハラなシーンだったのに。ザンダーがムチャクチャな着地したとき普通に迎えにきてましたが、ジャンってば撃たれてたよね。大丈夫なの、気合なの?

印象としては、車縛りのない愉快なワイスピという感じでございます。まずキャラが多いのにそれぞれ見せ場があるのは素敵です。セレーナとアデルが共闘して銃をバンバン撃つシーンは愉快爽快。全体的に悪ノリ感が漂っていますが、ドニーさんの英語が聞けますし、アクションもキレッキレなので好きです。こちらの動画では字幕はありませんがドニーさんが映画について語っています、素敵ね。

xXx: Return of Xander Cage Featurette – Donnie Yen (2017) – Action Movie

※画像(youtubeより)

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